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Windows Media Player や「映画 & テレビ」アプリで動画を開こうとすると、"Can't play. This item was encoded in a format that's not supported. 0xc00d5212."(意味は「再生できません。この項目はサポートされていない形式でエンコードされています」)と表示されます。これは再生エラーであって、診断結果ではありません。つまり、コンテナー(AVI、MKV、MOV、MP4)の中に見つかったものを Windows がデコードできなかった、ということです。原因は大きく2つあり、それぞれ対処法が異なります。コーデックの不足や不一致(ファイル自体は正常)か、実際に壊れているファイル(修復が必要)かです。このページではどちらなのかを見分ける手助けをし、本当に破損している場合には、何もアップロードせずにブラウザー内でコンテナーを再構築します。
原因1: コーデック不足(ファイルは正常)
動画ファイルはコンテナー(.mp4、.mkv、.avi、.mov といった入れ物)であり、その中に特定のコーデックでエンコードされたストリームが入っています。Windows は標準で搭載しているコーデックしかデコードできません。持っていない形式を渡すと、たとえば AVI に入った古い MPEG-4 / DivX / Xvid ストリーム、ProRes や Cinepak のような古い MOV コーデック、あるいは HEVC Video Extension を入れていない状態の HEVC/H.265 などの場合、ファイルが完全に無傷であっても 0xc00d5212 を出します。
見分けるポイントは、同じファイルが VLC(独自のデコーダーを同梱)や別のデバイスでは問題なく再生できるかどうかです。再生できるなら、それは破損ではなくコーデック不足です。正しいコーデックや拡張機能をインストールするか、単に VLC を使えばそれで解決します。修復すべきものは何もなく、どんな修復ツール(このツールも含めて)もあなたのシステムにコーデックを追加することはできません。正常なファイルを「修復」しようとしてしまわないよう、まずはこの可能性を除外しておきましょう。
原因2: 破損・損傷したファイル(修復する)
その動画が VLC でも再生できない、音声だけで開く、長さが 0:00 と表示される、あるいはまったく開かない場合は、ファイル自体が壊れている可能性が高いです。よくある原因は、中断・不完全なダウンロード、ファイルを最終処理する前に停止したカメラやアプリ(有効なフレームはあるのに moov インデックスがない MP4/MOV が残る)、途中で切れた転送、あるいは元のドライブの不良セクターなどです。この場合、コンテナー内にあるストリームの地図が壊れているため、Windows は何をデコードすればよいのかすら判断できず、同じ 0xc00d5212 を報告します。
これこそ再構築で直せるケースです。上のエリアにファイルをドロップすると、ツールがブラウザー内でコンテナーを検査します。残っている映像・音声データを見つけ出し、プレーヤーが必要とするインデックス(サンプルテーブルとオフセット)を再構築して、再び開けるファイルを作り出します。同じ基盤となるアトム構造を共有する MP4 と QuickTime の MOV に対応しています。ファイルが壊れていない場合は、正常なプレーヤーでファイルを MP4 に変換するのも一つの方法ですが、どこでも開けないのであれば、まず必要なのはコンテナーの再構築です。
修復できるものとできないもの
修復できる
- インデックスが壊れているか失われているために、どこでも(VLC を含めて)再生できない破損した MP4/MOV
- moov を書き込む前に停止したカメラやアプリによって、最終処理されないまま残ったファイル
- 途中で切れた、または一部だけダウンロードされた動画から、届いたフレームを救い出す
- コンテナーの損傷: 誤ったオフセット、不正なタイムスタンプ、長さがゼロの再生時間
修復できない
- Windows にコーデックがないというだけで再生できない正常なファイル(コーデックをインストールするか VLC を使えばよく、修復すべきものはありません)
- 不足しているコーデックや HEVC 拡張機能をお使いの Windows に追加すること(それはファイル修復ではありません)
- 途中で切れたダウンロードのうち、そもそも届かなかった部分
- 0 バイト、またはほとんどがゼロとして読み込まれるファイル
修復が失敗した場合、その理由(データの欠落か構造の破損か)をお伝えします。失敗した修復に料金が請求されることはありません。